UI/UXデザイナー兼ソフトウェアエンジニアにジョブチェンジを果たした
もともと只のソフトウェアエンジニアだったのですが、最近になって肩書きが長くなりました。
何やってるのか
やることが増えました。
- UI設計
- ワイヤフレーム作成
- ビジュアルデザイン
- プロトタイプ開発
- 開発
エンジニアの頃は、一番下の普通の開発しかやってませんでしたが、ここ最近は上記のことをまんべんなくやっています。ワイヤフレーム作成では、アプリやウェブサイトの設計書となるワイヤフレームをOmniGraffleでガリゴリ書いています。その次のビジュアルデザインでは、PhotoshopやIllustratorなどを使ってアプリやウェブサイトの実際の見た目のデザイン作業をやっています。プロトタイプ開発では、実際に動作するプロトタイプ(ハイフィデリティプロトタイプって言うらしい)を作ってUI上の問題を解決していくということをやっています。UXに関してはこれらの作業全てを通じて改善に貢献するということをやっています。
あらまし
エンジニアだったある時、発心してAdobe CS5.5を購入しました。
正規で買うとバカ高いのですこし躊躇しましたが、背水の陣にもなるだろうと思ってボーナスはたいて購入しました。主にPhotoshopとIllustratorを使うためです。今現在の所、デザイナーが使っているビジュアルデザインのための最高のツールとは、GIMPでもInkscapeでもPaintshopでもなくPhotoshopやIllustratorです。このツール群を手にさえすれば、今活躍しているデザイナーとまったく同じ土俵に立つことになると思って購入しました。
それから、Photoshopに関するチュートリアルを読んだり書籍を購入したりして独学で勉強していきました。もともとプログラミングも文系大学留年時代に独学でやっていたので、勉強にはそれほど困りませんでした。
バカ高い値段のCS5.5を購入したことを同僚や会社の人に話すと、「こいつは本気だ」と思ってもらえるようになりました。前からデザインもやりたいと言っていたのですが、そういうやる気を示すよりも購入したソフトウェアの値段を話すほうが本気にしてもらえるようです。その数カ月後、Creative Cloudが発表され、わざわざバカ高いCS5.5を直接購入する必要がなくなりました。
また、UI設計するためのワイヤフレームや図を記述するためのツールが欲しかったので、OmniGraffleのpro版もこの頃に購入しました。ワイヤフレームを書くだけなら、Cacooのようなオンラインの無料ツールなどでも十分いけるのですが、なるべく素早くワイヤフレームを書きたかったのでローカルで動作しステンシルもオンラインで沢山配布されているOmniGraffleを選択しました。Macでしか動作しないのが難点ですが、このツールのお陰で美しいワイヤフレームを素早く簡単に作れるようになりました。
ある時、たまたま社内でデザイナーが足りない、という事態になりました。そこで自分にやらせてもらえるように頼み込みました。その時何を言ったのかよく覚えてないのですが、オッケーが出てその時から実際のデザイン業務に関われるようになりました。会社で使うツールも会社から買ってもらえるようになりました。いつ頃かデザインチームの下で働くようになり、社内のデザイナーの人にはIllustratorの使い方やノウハウを教わりました。
その後いくつかのウェブサイトやアプリのUI設計やビジュアルデザインをやったり、エンジニアとしてもプロトタイプ開発や普通の開発もやっていくうちに、社内で立ち位置が変わって来ました。デザインもエンジニアリングも両方やるようになりました。肩書きなどは変わらずエンジニアのままだったのですが、最近になってとうとうその肩書きも変わりました。
終わりに
ジョブチェンジって書いてますけど転職したとかではないです。