ECMAScriptサブセットDMonkeyでCGI

思いつきでDMonkeyCGIで使ってみました。

DMonkeyとは?

DMonkeyWindowsアプリケーション開発環境Delphi用のスクリプトエンジンコンポーネントです。簡単に自分のアプリケーションにスクリプト機能を組み込むことが出来ます。
言語仕様はJavaScriptに似ていて馴染みやすく、様々な拡張オブジェクトにより強力な機能が利用できます。

(DMonkey‰ðàより引用)

組み込み用のスクリプトエンジンですが、プロジェクトページを覗くとスタンドアロンで動くもの(DMonkey Script Host)が置いてあるので今回はそれを使用。

今回使うソース

// test.dms
var echo = WScript.StdOut.Write;

echo("Content-type:text/plain\n\n");
echo("hello world!");

hello world!」と表示するだけのものです。WScript.StdOut.Writeという標準出力に書き込むメソッドをechoに代入しています。WScriptとはWSHのオブジェクトです。DMonkeyではWSHのオブジェクトも使えるわけです。

サーバ側のセッティング

サーバはanhttpdを使用。
起動してオプション画面で以下のように設定。

.dmsはDMonkeyで推奨される拡張子です。基本的にどの拡張子でも良いのですが、import構文で認識されるのが.dms拡張子のみなのでおとなしく従います。

dmとはDMonkeyコマンドライン版のスクリプトホストです。あらかじめパスを通しておきます。

test.dmsにアクセス


案外簡単にできました。