闇PHP勉強会では何をやっているのか? => 拡張ライブラリとかZendEngineの話ばっかりやってる

どうもこんにちは、anatooです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕は大変元気です。

タイトル通り闇PHP勉強会の話です。ちょうど第四回の参加者募集も始まりましたが、この勉強会は約一年前ぐらいから続けられている小さな勉強会です。名前のとおり、PHPに関する勉強会なのですが、普通にPHPの話しなくてもPHPユーザ会がやっているPHP勉強会があるからもういいよねってことで、「普段光に当たらないところや、メジャーでないPHPの話」をする勉強会として定期的に開催しています。

んで、具体的にはどんな話をしているかというと、9割がたがPHPの拡張ライブラリネタだったりPHP内部のZendEngineの話やそれのハックの話となっています。勉強会のテーマとして拡張ライブラリなどの話に限っているわけではありませんし、PHPで書いたPEGパーサコンビネータに関する話とかも僕が一度やったのですが、なぜか皆拡張ライブラリネタやZendEngineネタなどをやっています。知らない人のために補足しておきますと、ZendEngineとはPHP内部の仮想マシンのことでありRubyで言うところのYARVのことです。

考えてみれば、ZendEngineや拡張ライブラリの話をするということは、それは要するにPHPではなくC言語の話をするということであり、普通のPHPの勉強会で話をするには喋る人のほうが遠慮してしまうのかもしれず、結果として闇PHP勉強会でそういう話ばかりされるのかもしれません(ほんとのところがどうなのかわかりませんが)。

というわけで、以下に今までの発表の動画を紹介しておきます。

さて、ここからが本題ですが第四回闇PHP勉強会の参加者の募集を開始しました。今回は拡張ライブラリの話すらもどこかに行ってしまい、ZendEngineハックの話のみでございます。以下、勉強会概要です。

今回の見所はrsky先生による「オレオレPHPの作り方(仮)」ということで、rskyさんの弁によると「実際にGitHubに公開しているコードを例に挙げながら、シンタックスシュガーの実装方法からコンパイラだけでどうにかできる新機能、さらにはVMへの手の入れ方まで紹介したいです」とのことです。その後には自分も二番煎じっぽい感じですが、今までやってきたようなお遊びでZendEngineいじったりするのとは違って、PHP internalにも提案できるような正規表現リテラルを真面目に実装してみたという話をいたします。

現在atndのページにて参加者の募集をしています。喋りたい人もまだ募集しています。どしどし来るといいと思います。以上闇PHP勉強会の告知でした。